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| 「Yersinia感染症」 | Yersinia enterocoliticaの経口感染により起きる。 哺乳類・トリ・カエル及び糞による汚染された物質から分離される。 ◎Yersinia=スイスの細菌学者。 ◎エルシニア属:「Enterobacteriaceae科のグラム陰性、通性嫌気性、桿状〜卵形の細菌。O抗原の存在下に多くの血清型がある。」 |
| 症状 | 1)嘔吐 2)腹痛 3)下痢 4)発熱 5)咽頭痛 |
| 感染源 | ブタ肉などの食肉。 ブタやウシなどの家畜が保菌し、汚染された食肉や牛乳・水などを通じて経口感染する。発症するのは小児が多く、腹痛や下痢・発熱などを起こす。多くは自然に治るが、まれに敗血症を起こすなど重症化し、死亡するケースもある。感染すると血中に細菌が混入するため、輸血によっても感染する。海外では死亡例が報告されている。5℃以下でも増殖するため、低温保管された血液からも感染する恐れがある。 |
| 輸血で 感染? |
関西地方の病院で輸血を受けた60代の女性患者が輸血用血液に含まれていた細菌に感染して死亡していた可能性が高いことが2003年10/3、判明。日本赤十字社を通じ医師から報告を受けた厚生労働省は因果関係を調べ、7日の血液事業部会安全技術調査会に報告する。 厚労省によると、女性は9/22に慢性腎不全で透析を受けていたが、貧血を起こしたため赤血球製剤の輸血を受けたという。その後敗血症によるショック症状を起こし、多臓器不全で9/25に亡くなった。 病院が女性から採取した血液を調べたところ、食中毒菌「エルシニア」と見られる細菌を検出。残っていた輸血用血液からも同じ細菌を検出した。10/2に日赤を通じて厚労省に「輸血による感染の可能性が高い」と報告。 これまで輸血でエルシニアに感染、死亡した例は報告されていない。輸血用血液を介した細菌感染は白血球の除去でほぼ防げるが、日赤は1999年に指摘を受けながら、実施していなかった。日赤は保管検体の検査など因果関係を調べるとともに、同じ献血血液から分離した血漿の使用を停止した。 |
| 関連情報 |
「食中毒」 「ブタ肉」 「敗血症」 「牛乳」 |