体験
- 2007年、自分の体から抜け出して自分自身を見ている・・・そんな「幽体離脱」に近い感覚を起こす実験に英国とスウェーデンの研究チームが成功した。
バーチャリルリアリティー(仮想現実感)技術を用いた。米科学誌サイエンス最新号に発表した。
英ロンドン大学などの研究チームは、被験者の背後にカメラを設置、その映像を被験者にかけてもらった眼鏡型ディスプレーに映し出し、自身の背中側の様子を三次元画像で見えるようにした。
研究者は手に持った棒を、被験者の胸と同じ高さで水平に動かしカメラを近づけ、棒がカメラの視野から消えると同時に、タイミング良く同型の棒で被験者の胸をついた。視覚と触覚の相互作用により、自分の体がカメラの位置にあるような感覚を起こすようにした。
2分間繰り返すと、被験者の多くは、
「カメラに近づいてきた棒が自分の胸を触ったような気がした」
「自分自身(の画像)の背後にいるような気分だった」
と答えた、その後、カメラに向かってハンマーをふるうと、被験者はビクッと体をすくめた。
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