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| 関連情報 |
「ガン」Prostate Cancer 「前立腺肥大」「腰痛」「ステロイド」「大豆」 |
| 病態 | 前立腺腺房(まれに腺管)より発生する腺ガン →ガン |
| 検査 | ●前立腺特異抗原(PSA) ●前立腺特異抗原-α1-アンチキモトリプシン(PSA-ACT)・・・1.1ng/ml以上 ●遊離型PSA/総PSA(free/total PSA ratio)・・・15〜19%以下 ●PSAD(PSA density) ●直腸診 ●US ●ALP・・・・骨転移で高値 ●骨シンチグラフィー・・・・骨転移の有無 |
| 腫瘍 マ-カ- |
「高齢化とともに増えているガンに前立腺ガンがある。このガンは高齢の男性に多い。特に欧米では非常に多く、60歳以下の人には少ないが、80歳代の男性の4人に1人の割合で見られるとの統計もある。日本国内では少ないとされる。 初期の症状は、小便が出にくい・尿線が細い・残尿感がある・血尿などである。これだと中年以降の男性に多い前立腺肥大症との区別が出来ない。そこで腫瘍マーカーが役に立つ。 「前立腺ガンを診断する腫瘍マーカーとして」
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| 排尿時 |
の不快感で 「会社役員で66歳のTさんは排尿時に不快感を自覚するようになり、泌尿器科を受診した。まず前立腺の触診で硬結(皮下の塊)を指摘された。引き続く超音波検査で、前立腺の軽い腫れと石灰化、さらにガンを疑わせる低エコー領域が認められた。 Tさんはかなり以前から、深酒の後や寒冷刺激などで排尿時の不快感を繰り返して訴えており、前立腺炎と診断されていた。しかし、今回の触診や超音波検査、そして血液検査でもガンの疑いが強まり、生検の結果、最終的に前立腺ガンとの診断が確定した。 幸いにもTさんの場合は早期のガンであり、他の臓器への転移もなく、他の合併症もなかったので、外科手術で前立腺を前部摘出した。 前立腺ガンは進行するまで無症状の場合がほとんどで、前立腺肥大症が排尿異常を呈しやすいのとは対照的である。前立腺ガンが症状として現れる場合には進行した転移巣の症状が主である。例えば、「腰痛」や「背部痛」など骨に転移した症状があり、精密検査で診断される場合が多い。 しかし、最近ではTさんのように前立腺炎の検査中に偶然発見されたり、前立腺肥大症に併発して発見される例が増加している。また、集団検診や人間ドックで行われる血液検査中の腫瘍マーカーによっても検出されやすいガンとして知られている。 |
| 体格 | 欧米人では肥満や背が高いと前立腺ガンに罹りやすいが、日本人では関連性が認められない・・・・。こんな調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめた。 英医学誌ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー2006年3/13日号に掲載。 前立腺ガンは中年以上の男性がかかるガンで、欧米の発症率は日本の10倍。その理由の1つとして挙げられているのが、[肥満]や[背が高い]ことなので、これらの人は血液中のホルモン濃度が高い事がその根拠にされていた。 研究班は40〜69歳の男性約5万人を10年〜13年追跡。 前立腺ガンと診断された311人について、BMI値(体格指数)や身長との関係を調べた。 |
| PSA(前立腺特異抗原) | |
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| 前立腺ガンの治療法 | |
| 開腹手術 | |
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| 腹腔鏡手術 | |
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| 高密津焦点式超音波療法(HIFU) | |
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| 強度変調放射線療法(IMRT) | |
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| 小線源療法 | |
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| ホルモン療法 | |
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| 無治療 | |
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| 前立腺ガンの標準治療と化学療法 | |
| A期 | 待機療法 |
| B期 | 手術または放射線療法、内分泌療法(高齢者) |
| C期 | 内分泌療法(+化学療法)+手術 または、放射線療法 |
| D期 | 内分泌療法 |
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| 小線源療法 | 前立腺ガンの治療は、手術で前立腺を摘出するのが主流だったが、2004年に入り3泊4日で退院できる『小線源療法』が導入されている。 前立腺の摘出は術後に尿疾患が起こりやすく、慎重に手術をすすめても5割前後の確率で性機能障害が起こる。小線源療法なら、こういった心配がない」と癌研究会付属病院の福井巌副院長はQOLの高さを強調する。 手術は約2時間。下半身を麻酔し、放射線を出す微小カプセル約80個を患部に埋め込む。日本では2003年から認可が下り保険適用になった。癌研のほか東京慈恵会医科大学や岡山大学などでも実施している。 小線源永久埋込法 「直径1mm、長さ4.5mmのチタン製のカプセルを前立腺の周りに70〜80本埋め込む。カプセルの中のヨウ素125が少しずつガンに放射線を放射する方法」米国では10年前から年間5万人に。手術と同程度の効果。 |
| ウイルスで | 2009年、大阪大学の金田安史教授らは、ガン細胞だけに作用するように特殊加工したウイルスを使い、前立腺ガンに罹ったマウスを治療することに成功した。 細胞同士を癒合させる作用がある「センダイウイルス」を利用した。 センダイウイルスはマウスには肺炎を起こすが人への病原性は無いことで知られる。 このウイルスに紫外線を照射して遺伝子を破壊し、融合作用だけを持つ殻だけのウイルスに加工した。 悪性度の高い重症の前立腺ガンのモデルマウスにウイルスを投与すると、約1ヶ月でガン細胞が消失した。ガン細胞同士が融合し増殖できなくなったことと、細胞内に入り込んだウイルスのRNA(リボ核酸)断片が細胞死を促したという。 進行した前立腺ガンではホルモンを投与して治療するのが一般的。 開発したウイルスは、ホルモンが効かないガン細胞の表面にある糖脂質にくっつくため、正常な細胞やホルモンが効く細胞にはほとんど影響を与えない。 ガン細胞には免疫の活性化を抑え込んで増殖しようとする力がある。これに対し、ウイルスの殻とRNA断片には免疫細胞をガン組織に呼び寄せ、ガン細胞への攻撃力を高める作用もある。 |
| 診療指針 | NCCNガイドライン 2010年、先端医療振興財団の臨床研究情報センターは、10月、アメリカの著明ながん診療ガイドラインで世界で利用されている「NCCNガイドライン」の泌尿器がん関連をすべて日本語に翻訳してホームページに公開した 対象は「腎臓ガン」「前立腺ガン」「精巣ガン」 http://www.tri-kobe.org/nccn/index.html |
| 前立腺ガン | |
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| 乳製品 | 2008年4月、牛乳やヨーグルトなどをたくさん食べる男性は、前立腺ガンにかかりやすいことが厚生労働省研究班の大規模疫学調査で判明した。 全国の45〜74歳の男性43000人を約7年半追跡調査した。 4グループに分けて前立腺ガンになる危険性を調べた。 乳腺品を最もたくさん摂取グループは、ほとんど摂取しないグループに比べて1.63倍危険性が高かった。 |
| トマト | トマトたっぷりのピザやスパゲッティに前立腺ガンの予防効果がある、と言う研究結果を米ハーバード大の研究者がまとめた。 40〜75歳の男性47000人を6年間追跡。 前立腺ガンになった812人と、ガンが見られなかった人について、46種類の野菜・果物の好みを調べた。 前立腺ガンの予防に効果があったのはトマトを使った料理とイチゴ。 特に、トマト料理を週に10回以上摂ると45%、4〜7回では20%、ガンになる危険性が減っていた。生でも・ソース・ジュースでも良く、イタリア・ギリシャなどトマト料理を好む国で前立腺ガンが少ないという報告と合っているという。リコピンという赤色色素が酸化物が出来るのを防いでいるらしい。 |
| ターメリック | 2006年、米ニュージャージー州立大学の研究グループは、カレー粉に含まれるターメリックと、カリフラワーなどの野菜に含まれる『PEITC』という化合物に前立腺ガンの増殖を抑える作用があることをマウスへの注射実験で確認した |