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ぜんそく(喘息)



通 販 カタログ 病名(症状)





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喘息の漢方薬
①温清飲


②越婢加朮湯
  1. およそ浮腫の状況や脈状は分消湯のようで、喘咳が甚だしく呼吸が促迫する者に良い《導水瑣言》


③葛根湯





⑥桂枝茯苓丸

⑦香蘇散
  1. 紫蘇を多量に用いれば即効あり。《勿誤薬室方函口訣》


⑧柴陥湯
  • a 胸痛や背痛、あるいは胸水があって、胸元や胃部がつかえ、尿量減少する者。あるいは咳嗽して粘稠なタンが出る者


⑨柴胡桂枝乾姜湯
  • a 此方は微結が目的にて、津液胸脇に結聚して五内に滋さず、乾咳出ずる者に宜し。《勿誤薬室方函口訣》
    此方は小青竜湯などの心下水飲に因って痰咳頻りに出る者に非らず。ただ表症より来たって身体疼痛無く、熱ありといえども脈浮ならず、或いは頭汗、盗汗出で、乾咳する者に用いる。


⑩柴胡桂枝湯

⑪柴朴湯

⑫柴朴湯紅参カルシウム

⑬三黄瀉心湯
  • a して、大便軟利する者を治す《医林集要》
    喘息は至って強く来る者によし。《梧竹楼方函口訣》


⑭滋陰降火湯

⑮四逆散

⑯四君子湯

⑰芍薬甘草湯

⑱小建中湯
  1. 気管支喘息に有効なことがある


⑲小柴胡湯
  • a 緩解期に飲むことで体質改善する:「半夏厚朴湯」or「麦門冬湯」
    灸火を被り、発熱、喘息する者:「黒豆、牡蛎」《先哲医話》


⑳小青竜湯
  1. 色のうすい水様のタン・鼻汁、クシャミ、喘鳴、咳嗽、流涙のある者


㉑小青竜湯麻杏甘石湯
  1. 激しいせきに


㉒神秘湯
  1. やや慢性に経過し、咳嗽発作とともに、呼吸困難を訴える者


㉓大柴胡湯半夏厚朴湯

㉔大承気湯

㉕通導散


桃核承気湯

㉗当帰建中湯

㉘当帰芍薬散

㉙人参湯

㉚麦味地黄丸

㉛麦門冬湯
  1. こみ上げてくるような咳で、顔が真っ赤になる咳。タンは少量でねばく出しにくい。時にはタンに血が混じることもある者。あるいはのぼせて咽喉が渇き、咽喉に異物感があるもの


㉜八味地黄丸
  • a 三陰、寒を受け、湿脚上に著き、枯痩色淡なり。小腹不仁、腹急疼痛し、上気喘急す:「沈香」《張氏医通》
    b 少年哮喘、その性、善く怒り、病、寒天に発す:「生鉄落」


㉝半夏厚朴湯
  1. 精神不安があり、咽喉から胸元にかけて閉塞感があり、胃部に停滞感や膨満感がある者

㉞半夏瀉心湯

㉟平胃散
  • a 気管支喘息
    b 心臓喘息
    c 食べ過ぎて起きる喘息。《龍野ー漢方処方集》


㊱防風通聖散

㊲麻黄附子細辛湯
  1. 小青竜湯を用いるような喘息で、気力が無く、脈が沈んで小さく、寒がる者に良い。《大塚敬節》


㊳麻黄湯
  • a 高熱悪寒があるにもかかわらず、自然の発汗が無く、身体や関節が痛も者。あるいは咳嗽や喘鳴がある者
    b 喘息には、証により半夏、生姜を加う。《奥田謙蔵》
    c 哮喘、痰潮して声出でず、擡肩吐し、臥すこと得ず、悪寒、発熱し、冷汗油の如き者を治す。「生姜半夏湯」を合して之を用いれば、たちどころに効有り。《類聚方広義》


㊴麻杏甘石湯
  • a 咳嗽激しく、発作時に頭部に発汗して喘鳴を伴い、咽喉がかわく者


まきょうよっかんとう
  • a 病者、一身黄腫して喘咳し、その人舌和して渇せざる者は、を与えるべし。《医聖方格》


㊶木防已湯
  • a 心臓性喘息
    b 呼吸困難
    c 起座呼吸
    d 緩解期に連用することで、発作を予防する。
    e みずおち硬く、呼吸促迫してゼイゼイ、むくみがある者


㊷六君子湯

㊸苓桂朮甘湯
  • a 没食子《華岡青州》
    b 喘家、妄吐すべからず「苓桂朮甘湯+蘇子・杏仁・人参」《先哲医話》
    c 哮喘、寒冷によるものは「柴胡鼈甲湯」《外台秘要方》、「延年半夏湯」を与え、そのを駆除し、後、「苓桂朮甘湯没食子」を散服せしむれば、喘気大いに収む。《橘窓書影》


㊹苓甘姜味辛夏仁湯
  • a 貧血冷え症で、喘鳴を伴う喀痰の多い者
    b 痩せて血色悪く、発作のないときでも階段を昇ったりすると息が切れ、腹部に力なく、冷え症で気力が衰えている者
    c 41歳女性。
    患者は喘息の痼疾で、このため7年前より惨憺たる闘病の経験を有している。東京の有名な病院はほとんど片っ端から回って治療を受けたがどうしても治らない。鍼灸、加持祈祷など人の良いというものは何でもやってみたと云う。
    患者はやつれて、年中喘鳴がとれず、発作時には冷汗淋漓と流れ、ほとんど夢中になる位苦しむという。食欲は比較的あるが少し多食すると直ちに発作が起こるので食物は極端に少量にしている。従って栄養は頗る不良である。顔面、下腹部、上腿に軽度の浮腫がある。両便ともに不利、四肢端が自覚的に熱感ありて、為に衣服は気候に比して甚だしく薄着をしている。体温は36℃位で発熱はない。頗る渇あり。舌苔白色厚く臭気がある。唾液が常に口から出る。胸部は前後面共に広範囲に大小水疱音を多数に聴取する。左肩強ばり且つ左側腹直筋攣急あり、臍下及び左右両側下腹部に圧痛ある抵抗物を触れ、なお右側の肋骨弓下抵抗強く圧痛あり、心窩部膨満感強く且つ圧痛を訴える。ほとんど一日中跪坐したままで横臥することが出来ない。苦痛のため睡眠は充分とれず眠いので坐ったまま昼も夜もうとうとしているという。
    なお付記すべきは、分娩3回。3児ともに健康、月経は正調であったそうであるが、2年前閉止したという。またワッセルマン反応は陰性であった。
    そこで即効の現れるや否やを論ぜず必ず1ヶ月間服薬することを約して治療にかかった。
    先ず喘息の方面から第1に考えるのは麻杏甘石湯の証である。また腹証の方から大柴胡湯の証もあるし、大黄牡丹皮湯或いは桃核承気湯の証もあるように思われる。尚考えれば他にも今直ちに決しかねる疑問が多数存在するが、先ず当面の苦痛から手をつけ余はその治療的結果を待つほかはない。
    そこで第1に麻杏甘石湯に大柴胡湯を兼用せしむることにした。ところが喘息の方は非常に成績が良くて今までにない軽快を感ずると云ってきた。私も大いに乗り気になったが、然し尿利便通とも従前とほとんど同様に不利で、腹満および下腹部と上腿との浮腫は漸次増加してくるのである。その内に喘息の方は以前に比較すればほとんど全快したと云っても宜しい程だと患者が云う位になったが、浮腫の方は益々悪くなってきた。そこで麻杏甘石湯の方は一時中止にして、木防已湯+茯苓に桃核承気湯を兼用してみた。然し尿利も便通も以前としていささかの変化も見ない。患者は尿利の少ないことよりも便通が無く腹満することの苦痛を頻りに訴えるので、腹証から大黄牡丹皮湯も使って見た。然し尿利便通は少しの変化も無く浮腫は増加する一方である。この間、喘息の発作は軽度であるが時々起こるので、その時は麻黄甘草湯の如きを投ずると短時間に軽快するのであった。患者はこの頃では喘息より浮腫の方に苦しんできた。尿は濃褐色に混濁しタンパクが多量にあり、腹囲は一時95cmを算するに至った。私の方は往診する毎に患者以上の苦痛を感ずる様になったのである。そこで沈思黙考の末、苓甘姜味辛夏仁湯に大黄を加えて苓甘姜味辛夏仁黄湯として投与した。之が初診より丁度満1ヶ月であった。結果は如何と待ちかねていると2日目に使いが来て、今後の薬は大変具合が良い様だと伝えた。そこで投薬4日目に往診してみると、患者は欣々然としている。今まで一昼夜2、3回それも極めて少量であった尿が昼間7、8回、夜間少なくとも3回は便所に起きるようになり、しかも1回の排泄量が非常に多くなり、浮腫が減少したので身体が軽くなったという。計ってみると腹囲は急に78cmに減少し且つ仰臥出来るようになった。大便の回数及び量は以前とほとんど同じであるが、食事が進み以前1椀のものが2椀摂れるようになった。舌苔も消失し睡眠出来るようになった。且つ喘息発作の方も起こらないという。確かに非常に良いのである
    そこで前方を持続させるに6日後には腹囲は71cmに減じ、臍下及び左側下腹部の圧痛及び抵抗物消失、それより1週間後には腹囲さらに69cmに減少し諸症益々消退した。尿中のタンパクも消失した。患者はほとんど全快したる心地だと云ったが腹証にはなお病的なるものあり、且つ喘息の方も未だ全く安堵の域に至ったのではないので、目下根治に向け邁進しつつある。
    (和田正系「漢方と漢薬」)


㊺苓姜朮甘湯






<1>ベルガモット:肺の感染症
<2>カミルレ:アレルギー
<3>クラリセージ
<4>ラベンダー:肺の感染症
<5>ネロリ
<6>バラ
<7>乳香:
  1.気管支炎・カタルを併発しているとき。
  2.呼吸を深くする



<1>紫色(発作中)
<2>緋色(発作中)
<3>オレンジ色(発作中)(緩解期)
<4>レモン色(緩解期)
<5>赤紫色(緩解期)



アンバー


気管支喘息と慢性気管支炎は
どちらも「気道の炎症」である。
しかし








サバ



アカザ
アロエ:痰の切れをよくする。
ザクロ:実の皮甘草
センブリ:胸が詰まるような発作に
ヨモギ
[カルシウム][ローヤルゼリー][スクアレン][有機ゲルマニウム]「コウジン」「霊芝」
針灸のつぼ 「肺兪穴」《沢田流聞書鍼灸眞髄》
ぜんそくや百日咳に悩むとき中府、、肺兪、尺沢

(特効穴)中府・霊台・尺沢
○[][巨闕][水分][][身柱][風門][膈兪][脾兪][腎兪][太谿]



喘息
asthma(独)アストマ
  • 発作性呼吸困難の発作を繰り返す

  • 気管支のケイレン性収縮に伴う喘鳴音を伴う

  • 肺の小さな通路(気管支)の筋肉が痙縮することで引き起こされるケイレン性(発作性)の呼吸困難状態ですが、病気の本質は炎症です咳喘息
    • 喘息はアレルギーや細菌の感染によって、気管支が慢性的な炎症を起こしている状態。
    • アレルギー(花粉・ハウスダスト)、細菌やウイルス、タバコなどの刺激、アルコール、運動(過労)、ストレス、気温の低下などいろいろな原因で起きる。

  • 吸気より呼気が困難になる。

  • ヒューヒューと音(喘鳴)がします
    1. 気管支喘息 asthma bronchiale
    2. 心臓性喘息 asthma cardiale
    3. 尿毒症性喘息 asthma uraemicum

  • 患者の6~7割は、大人になってから発病しています

  • 小児喘息は思春期にほとんど治ります

  • 秋に多い
    1. ダニ ・・・夏に繁殖し、気温が低下する秋に死亡する。その死骸を吸い込むことで発作が起きるダニが含むプロテアーゼがアレルギーを悪化させる。ダニやカビなどが原因のアレルギーは、特定のタンパク質やあ脂質などが鼻や口・気道の粘膜・皮膚にできたキズから入り、免疫外部つとして認識することで喘息やくしゃみを引き起こす。
    2. 秋には朝晩の気温が低下する。・・・短時間に気温3℃前後下がると発作が起きやすい
    3. 上空の気温と地上の気温→地上付近の気温が上空より下がる(逆転層)ことで、地上付近の大気汚染物質が舞い上がる。
    4. 秋の雨は、昼の気温が朝より下がることで発作が起きやすい



喘息発作の分類
小発作 苦しいが横になれる。会話普通。動作普通。
中発作 苦しくて横になれない。会話やや困難。動作かなり困難。
大発作 苦しくて動けない。会話困難。動作不能。


喘息の程度
ステップ1 (1)喘鳴とせき。
(2)週1~2回の短い発作。
(3)夜の発作:月1~2回。
ステップ2
「中等度」
(1)週1~2回の発作。日常生活や睡眠に支障。
(2)夜の発作:月2回を超す。
ステップ3
「中等度」
(1)慢性的に症状あり。
(2)β2遮断薬が毎日必要。
ステップ4
「重症」
(1)治療していても、症状が常にある。
(2)夜の発作:しばしば起きる。
(3)日常生活を制限される。



喘息死
テレサテン
  • 「歌手テレサ・テンさんが42歳で世を去ってから、もうすぐ3年になる。喘息死だった。厚生省によると、ここ10年ほどは国内で毎年6000人前後が喘息死で亡くなっている。
     船橋市立遺糧センターの金弘・救命救急センター部長によると、死亡につながる大きな喘息発作の多くは、自宅など病院外で起きている。
     1995年、同救急センターはオーストラリアの医師が開発した手法を導入した。発作を起こした人の胸を呼吸に合わせて押す。必要があれば、高濃度酸素を吸わせる。「胸郭外胸部圧迫法」と呼ばれ、呼吸を効率よく補助し、死につながる低酸素血症を防ぐのが狙いだ。この圧迫法を取り入れてから、搬送した喘息患者で死亡した人は1人もいない。それ以前には、出来るだけ急いで運ぶことしか頭になかった。
     炎症を抑えるのに、大きな力を発揮するのが、吸入ステロイド剤だ。約20年前に欧米で開発され、日本でも10年ほど前から使われ始めた。ステロイド剤は、喘息治療薬として長い間、内服や注射で使われてきたが、骨や皮膚がもろくなるなどの強い副作用が出る欠点があった。吸入方式なら炎症を起こす気管に直接薬が届くため、必要量は少なく、効果は大きい。通常の使用量なら副作用もほとんど出ない。



雷雨ぜんそく
2016年、オーストラリア南部で、集団発生した花粉飛散期と嵐が重なって起こる「雷雨ぜんそく」で、呼吸困難などによる死者が8人に達した。

雷雨ぜんそく患者は11/21、激しい雷雨に見舞われた後に発生。午後6時からの5時間だけでも2000人近くを救急車で搬送。 計8500人以上が手当を受けた。


雷雨ゼンソクは高温多湿の中、花粉が降雨で水分を急に吸収して膨張。その後、極微細に分裂することで発症する。

鼻毛では侵入を防御できず肺まで届くことで呼吸困難を引き起こす。



(5~34歳で急増)
喘息による死が、
日本では若い世代を中心に1980年代から急増している。
とくに軽症や、重症までいかない中等症の患者の死亡の増加が目立つ。

国内では、人口10万人当たりの喘息による死者は70年の8.8人をピークに下降線をたどり、5.0人だった78年以降は多少の増減はあっても、ほぼ安定した状態が続いていた。ところが、5~34歳の年齢層に限ると、増加傾向にあり、80年代半ばから、その傾向が強まった。

喘息の症状は、発作の回数などから重症・中等症・軽症の3段階に分けられるが、最近は中等症・軽症患者の死亡率が高くなっている。
日本小児アレルギー学会の喘息死委員会がまとめた89~91年の報告例51件をみると、重症41%、中等症20%、軽症26%。92年に報告のあった17件でみると、重症30%、中等症35%、軽症12%。どちらも、残りは不明だった



重症でないからと、あなどるのは危険
東京都立荏原病院(大田区)の小児科医長で、日本小児アレルギー学会・喘息死委員会の委員長も務める松井猛彦医師は話す。“まず、軽症でも死ぬことがあると認識すること。そして、主治医の指示通りに薬を飲み、助言通りに生活しても症状が改善しなければ、再び相談することも必要”と言う。
松井医師は別の病院に勤めていた7年ほど前、『間一髪』の経験をした。
仕事を終えて帰ろうとしていた午後7時過ぎ、救急車で患者が運ばれてきた、幼い頃喘息を発病し、診察を受けていた当時16歳の少女だった。それまでは中等症だったが、その日初めて重い発作を起こし、病院に着いた時には心臓も呼吸も止まっていた。残っていた5、6人の医師で治療に当たり、息を吹き返したが、後で本人は

まさか喘息で死ぬなんて思わなかった

と話したという。
前後して、軽症だった子供の患者が2人相次いで発作のために死んだ。



重要なことは
それまで軽い発作しか起こしたことがないとしても、重い発作は起こりうる。
  • 興奮して暴れ出す
    尿や便を漏らす
    息をするたびにゼーゼーといっていたのが、急に音がしなくなる

といった症状が出たら要注意。
これらは意識がなくなる直前によく見られるので、すぐに救急車を呼ぶ必要がある。


歩かせるのも厳禁だ。 
  • 呼吸が出来なくなって低酸素状態が続くと、中枢神経がやられてしまうことがある。
  • 発作は止まったものの脳死状態になってしまう例が増えているという。
  • 又、数歩歩いただけで症状が急に悪くなることも多い



気道過敏症
リンパ球の一種が原因
  1. 2008年、理化学研究所はアレルギー性喘息の発作を引き起こすもとになる『気道過敏症』の発症の仕組みを動物実験で解明した。
    成果は11/17の米科学誌に掲載
    アレルギー物質の吸引で生じるタンパク質に、リンパ球の一種が反応し、気道収縮を引き起こすという。喘息患者の多くが様々な外部刺激に反応しやすく、気道が収縮する気道過敏症になっており、症状が続くと発作につながる。ただ、詳細なメカニズムが分からなかった。
    理研は、リンパ球の一種『NKT細胞』のうち、表面に『IL-17RB』という構造のタンパク質を持つ細胞が、気道過敏症の原因になっていることを突き止めた。
    遺伝子操作でこのNKT細胞を無くしたマウスでは、アレルギー物質を投与しても気道収縮などの症状が起きなかった。
    アレルギー物質が体内にはいると特殊なタンパク質分子ができ、IL-17RBと結合。その後、気道の炎症などを起こす細胞の働きが活性化するという。IL-17RBの働きを抑える物質の投与で発症を抑えられた
  2. 2012年、理化学研究所は喘息患者に気道が過敏になる症状を引き起こす免疫細胞の特徴を突き止めた、胸腺という組織の中でほかの免疫細胞とは異なる過程で成熟し、炎症に関わる3種類のタンパク質を分泌することがマウス実験で分かった。
    気道過敏の症状は冷気やタバコの煙などの刺激に反応して、空気の通り道である気道が収縮しやすくなり、呼吸困難などを引き起こす、
    国内に約300万人いるアレルギー性の喘息患者の大半が気道過敏性だとされる。
  • 気道が過敏な人・・・・喘息に注意・・・・・・
    • 成人の喘息通院患者954人のアンケート。462人の回答結果、薬を飲まないで5年以上発作がない人が8%、3年以上無発作の人も加えると16%だった。これらの人は、初診時の気道過敏性検査で、弱いことが判明。逆に過敏性が強い人には、長期間症状が出ない人はほとんどいなかった



まるで鼻をつまんだ状態で細いストローで
一生懸命息を吸っているようなもの
群馬大学医学部の森川昭廣教授は喘息患者が発作を起こしたときの息苦しさをこう表現する。

患者は気道が慢性的に炎症を起こしている。
タバコの煙、ダニなどアレルギーを引き起こす物質や虫、環境の変化、ストレスなどが引き金となって気道が狭まると呼吸が苦しくなり、特有のヒューヒュー、ゼーゼーという音の早い呼吸が始まり発作につながる。
患者は世界的に増加傾向にある。米国立衛生研究所(NIH)によると、世界全体の喘息患者数は1億5000万人以上。アイルランドでは人口の30%に達するという。日本の喘息患者は300万人以上。罹患率は30年前の2倍以上。発作による呼吸困難などで1年間におよそ6000人が亡くなっている。

予防に最も効果があるとされるのが吸入ステロイド薬。

欧米で広く使われており、日本でも患者に使用が認められている。ところが治療現場では副作用を心配して余り普及していないという。これに対して、昭和大学の足立満教授は「吸入ステロイド薬は飲み薬に比べ少ない量で効果があるうえ、吸入薬は肝臓で無害化する。声がかれるという副作用が報告されているが、吸入後にうがいをすれば心配ない」と説明する。
発作を未然に防ぐのに大切と専門家が口をそろえるのが、自分で体の状態を記録する「ぜんそく日誌」を作って管理すること。発作が起きた時間や症状の他に、「ピークフロー値」と呼ばれる値を測り記録する。
ピークフロー値は息を勢いよく吐き出した時の速度で、喘息で気道が狭くなっていると空気が通りにくくなり値が小さくなる。
喘息は発作が収まると自己判断で薬を止めてしまう患者が多い。こうした人は再び急な発作を起こすことがある。「症状が良くなっても吸入を根気よく続けて欲しい」と足立教授はアドバイスする。
発作の頻度が数年に1回程度の軽症患者だと毎日ステロイド吸入をする必要があるか悩む。ピークフロー値が1つの目安になる。発作があまり起きていなくてもピークフロー値が日や季節によって変動するようであれば、吸入を続けるのが望ましい




ペットが
ペットと一緒に寝たり、食べたりするのは当たり前。
平気でキスもする。
かわいいペットなら、飼い主にとっては、風呂に入れなくてもいつまでも清潔らしい。部屋はあまり掃除もせず、ペットの毛が散らばっていても平気というような人が多いようだ。
私の妹もそのタイプの人間だ。

彼女は5年ほど前にマルチーズ犬を飼った。名前を「モモ」と名付け、自分の子供のように「ネコかわいがり」をしていた。

昨年夏、妹は風邪を引いた。かぜ薬や抗生物質 を飲んでも、微熱やせきの症状は一向に改善されなかった。
半年くらい経過したある夜、妹は急に呼吸が出来なくなり、救急車で大学病院に運ばれた。
私の大学の吉沢靖之教授(内科)に診察してもらった結果、妹は犬の毛や皮膚が原因の気管支喘息だった。

吉沢教授によると、妹は「モモ」と離れて暮らすしかないということだった。「モモ」を子供よりもかわいがってきた妹にとって、とても出来ない相談だった。
妹は歯科医院を開業し、私の両親と同居していたこともあって、忙しくて部屋の掃除が行き届かなかった。早速、妹は家全体の大掃除をした。
吉沢教授は、「モモ」も風呂にこまめに入れ、よくブラシをかけて清潔に保つように指示していた。
私のところには、「うちの子供は犬にお尻をよくなめさせている。その後、お互いにキスしているけれど、病気は大丈夫でしょうか?」などという相談もくる。

日頃、清潔・潔癖主義を通している日本人が、電車の吊革や他人の使ったボールペンなどを「きたない」といって持たない一方で、おしりをなめたペットとキスを平気でするという極端な現象を私は不思議に感じる。





妊娠時のストレスが一因
2008年、カナダで開かれた米国胸部学会(ATS)で、米ハーバード大のグループは、

強いストレスにさらされた妊婦の子供は、喘息などのアレルギー症状を起こしやすくなると報告した。

研究チームは新生児387人を対象に、臍の緒に含まれるアレルギーの原因抗体のレベルを分析。同時に妊娠中の母親のストレスの強さや、家庭の中でアレルゲンとの接触度合いを調べた。
その結果、強いストレスを受けている母親は、アレルゲンが少なくても、子供の抗体が高レベルになる傾向があった。



逆流性食道炎
喘息の発作をたびたび起こして赤穂市民病院(兵庫県)に通院治療していた女性(81)。

胸がムカムカするといった胸やけの症状もあったため内視鏡検査をしたところ、胃食道逆流症による重度の食道炎が見つかった。

主治医である呼吸器科部長の塩田哲広さん(40)が、胃酸の分泌を抑える薬[H2ブロッカー」を出したところ、胸やけは治まった。それと同時に、思いがけず喘息症状も軽くなってしまった。

塩田さんは「喘息だけの治療では、一定以上、症状が改善しなかった。
胃酸の逆流が、喘息の悪化に関係があるのではないか?」と、北野病院(大阪市)の消化器内科部長の中村武史さん(46)と協力。喘息患者に、より強力な胃散分泌抑制薬(PPI)を投与し、症状が良くなるかどうかを調べた。
すると18人のうち2人に、症状の変化が見られた。

重症の食道炎があった69歳の男性患者は、呼吸機能を示す数値(ピークフロー値)が明らかに改善。8週間で胃酸分泌抑制剤を止めると元の状態に戻ってしまい、薬を再開すると再び良くなった。中村さんは「胃酸の逆流が喘息症状を悪化させる一因となる場合があるようだ」と話す。

さらに、幌南病院(札幌市)内科主任医長の鈴木潤一さん(46)が、気管支喘息で通院している約100人の患者を調べたところ、65%の患者が胸やけなどの症状を訴え、食道の酸性度を調べる検査では75%に異常な逆流が認められた。

胃酸の逆流と喘息の関係や仕組みについて様々な説があるが、鈴木さんは「食道に逆流した胃酸の刺激が自律神経を通して、間接的に喘息の諸症状を引き起こすのか、あるいは気道に吸い込まれて直接刺激するのか、どちらかとする説が有力」と説明する。



ピロリ菌に感染すると、ぜんそくにかかりにくくなる
  • 2010年、米ボストンこども病院の研究チームは小児がインフルエンザウイルスやヘリコバクターピロリ菌に感染すると、ぜんそくにかかりにくくなる可能性が高いことを突き止めた。
    A型のインフルエンザウイルスに感染させた生後2週目のマウスでは、肺のナチュラルキラーT細胞が増えていることが分かった。
    これらが増えるとぜんそくなどのアレルギー性疾患を予防しやすいことが知られている。
    ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞) はヘリコバクターピロリ菌などが持つ糖脂質への刺激でも増える。
  • 乳児の衛生環境がアレルギー性疾患の増加に関係しているのではないかという衛生仮説を裏付ける成果。




風呂場のカビに注意
浴室のタイルの目地を黒く汚すカビ。洗い落とそうと水をかけると、浴室内に大量のカビが飛び散ることが、大阪市立環境科学研究所の浜田信夫研究主任(45)の実験で分かった。
水分がカビの胞子の放出を促進するためらしい。
カビの胞子は気管支喘息やアレルギー疾患の原因になると言われる。
 実験は浴槽内の高さ1.5mの位置にカビの生えたシャーレを取り付け、
  ①扇風機でカゼを当てる
  ②25℃の水でスプレーする
  ③41℃以上の湯をスプレーする方法で比較。
②の方法では、カビの胞子が爆発的に吹き出し、10秒後には自然状態の約500倍に増え、20分後でも約40%が残り、健康上の問題があるとされる状態(10000個/1‰)が40分以上続いた。



リンゴ
  • 英国のアバディーン大学の研究チームは、妊娠時に[リンゴ]や[魚]を食べていた女性が産んだ子供は、喘息やアレルギー症状になるリスクが低くなる可能性があるという成果をまとめた。
    1200人以上の子供を対象にした調査で分かった。
    妊娠中の母親の食事と、子供が5歳になった時点の呼吸器やアレルギー症状を比べた。
    これまでも妊娠中の女性が[ビタミン]や[亜鉛]を摂取すると子供が喘息などになるリスクが抑えられるとの研究はあった。
    5歳ごろまでの子供は妊娠期間中の母親の食事の影響が大きい。




IL-4が関係していた
  • 2014年、喘息などのアレルギー反応を引き起こす仕組みを新たに見つけた。
  • アレルギーの原因物質の影響で、白血球の一種が働いて特定の物質が分泌される結果、炎症につながっていた。
  • 喘息や鼻炎などのアレルギー反応は、アレルギー物質に外敵から身を守る免疫機構が過剰に働いて炎症が起こる
  • 理化学研究所の久保允人チームリーダーと東京理科大学のグループは、白血球の一種である好塩基球が分泌する「インターロイキン4」(IL-4)に着目。
  • 遺伝子改変技術でIL-4を作れないマウスを作り実験した。
  • 通常のマウスに酵素を与えると、肺に炎症を引き起こす免疫細胞がハイに集まり3日以内に喘息になった。
  • いっぽう、IL-4を持たないマウスに酵素を与えても喘息を発症しなかった。
  • 詳しく調べると、好塩基球からIL-4が作れないと、炎症に関わる様々な遺伝子の働きが抑えられることが分かった。



ぜんそく管理の国際指針
  • 昨年、米国立心肺・血液研究所と世界保健機関(WHO)が、牧野さんら17カ国の専門家を集めて「せんそく管理の国際指針」を作成した。
    指針によると、客観的な病状は『ピークフローメーター』で知る。最大呼気流量を測る器具で、大きく息を吸い、一気に吐き出す時の目盛りを読む。気管支の太さを反映しており、健康な人は10%程度しか変動しないが、喘息患者は50%も変動する。「高血圧患者の血圧や、糖尿病患者の血糖値と同様、この値で初めて患者の状態が分かる。病状の変化の予測や、薬の量などを決めるデータにもなり、中等度以上の患者には不可欠だ」と牧野荘平・独協医大名誉教授。
      国立療養所西新潟中央病院の月岡一治・内科医長によると、現在、ピークフローメーターは英米製の4機種が使われている。月岡さんは、機種や年齢・体格ごとの標準値をまとめた医師向けの啓蒙書「日本人のピークフロー値」(協和企画通信)を昨年秋に出版した。
      喘息治療の主役はもちろん薬だが、その内容は、世界と日本では驚くほど違っている。日本では喘息薬というと80%が飲み薬だ。しかも1日分の薬価が他の薬の数倍も高い為、喘息薬全体の売り上げの60%以上を飲み薬の抗アレルギー薬が占めている。この種の薬はフランスでは4%、ドイツでは1%英米はほとんどゼロと対照的だ。一方、各国で50%~80%を占める吸入薬は、日本では10%強にすぎない。
     国際指針は、日常的な予防維持薬として吸入ステロイド薬、急性症状時には吸入気管支拡張薬、内服気管支拡張薬を勧め、内服抗アレルギー薬の大半は有効性が確認されていないと述べている。



ぜんそくの状態把握
ピークフローメーター
  • 鼻や口から吸った空気はノド・気管・気管支を通って肺に入り、気管支の末端にある肺胞という小さな袋状の場所に達する。肺胞では新鮮な空気から酸素が取り入れられ、体内で発生した二酸化炭素が血中から吐き出される。二酸化炭素が多めになった空気は気管支などを通って体外に出ていくことになる。
    気管支喘息では、この空気の通り道である気管支が炎症を起こして狭くなる、狭い筒状のところを空気が急速に流れるので、聴診器を胸にあてると、ヒューヒュー、ピーピーなどと笛のような音がする。症状がひどくなると、聴診器をあてなくても、呼吸に会わせて音が聞こえるようになる。もっとひどくなると出入りする空気の量が少なくなり、音が聞こえなくなってしまう。
    気管支が狭くなった状態を最も簡便に測ることが出来る器械がピークフロー・メーターである。ピークは最大、フローは流量という意味。口にマウスピースを当て思いっ切り息を吐き出し、ポインター(表示針)が指す目盛りに数字を読みとる。この数字が気管支を通ってきた空気の最大流量である。
    ピークフロー・メーターで最大流量をチェックすれば、自宅でもぜんそくの経過を把握することが出来る。気管支の炎症が薬で和らいでいるか、発作が起きそうかなどがある程度分かるので、喘息の治療には不可欠な器械である



治療は組み合わせで
  • 全国で患者数が300万人を超えると言われる喘息の治療法が変わりつつある。これまで主流だった気管支を広げる治療薬の使い過ぎはむしろ逆効果で、アレルギーを抑える薬や炎症を食い止める薬などをうまく組み合わせることが重要だと分かってきた
<1>過剰投与で死亡。
  •  「今年3月、東京都立荏原病院小児科の松井猛彦医長が中心となって調べた厚生省の研究班の報告が問題になった。90年から96年までに日本アレルギー学会に報告された喘息死のうち11件は、噴霧式のベーター刺激薬と呼ぶ治療薬の過剰投与が原因と見られるとしたからだ。
    ベーター刺激薬の一般的な副作用は心臓がドキドキしたり、手が震えたりする。ひどいときには不整脈から心不全に陥ることがあるという。昭和大学医学部の足立満教授は「噴霧式が便利だからといって安易に使わないほうがいい」と戒める。」

<2>原因は?
  •  「喘息は、これまでアレルギー反応による気管支の収縮が原因で息苦しくなる疾患と見られていた。そのため、気管支を広げる効果のあるベーター刺激薬などの気管支拡張剤を吹き込むことで発作を抑えるという治療が取られてきた。
    ところが、近年の研究成果により、気管支の収縮は喘息発作の第一段階に過ぎず特殊なタンパク質が気管支の上皮を傷つけ、炎症を起こす第二段階があることが分かってきた。さらにこの炎症により気管支が敏感になり、発作が起こりやすくなるという悪循環に陥るという。
    気管支の上皮を傷つけるタンパク質を放出するのが、白血球の一種で寄生虫を殺したりする好酸球だ。好酸球の活性化を抑えれば、喘息が起きにくくなる。その役目を果たすと期待されているのが炎症を抑えるステロイド剤。吸入器を使って患部に直接吹き付ける方法が採られている。
    こうした新しい治療法のきっかけは、92年に米国で出た「喘息管理リポート」。93年には日本アレルギー学会が「アレルギー疾患ガイドライン」を作製し、喘息が気管支の炎症による疾患であることを定義した

<3>新しい治療方法
  •  「今では「炎症を抑える治療が大切」という考え方が広がりつつある。
    “発作が起きたときや起きそうな時だけ[気管支拡張剤]を使い、その他は発作の予防薬として[抗アレルギー剤]や[吸入ステロイド剤]を使い分けることが必要”と足立教授はアドバイスする。
    ただし、ステロイド剤にしても全身に吸収されると、吐き気など深刻な副作用に見舞われるので、使い方には注意が必要。薬を勝手に止めると、発作が前より悪くなることもあるという。

<4>自己管理
  •  「薬に依存しすぎないためにも、喘息治療には自己管理が不可欠。気管支の収縮の程度や炎症の状態を評価する道具が用意されている。ピークフロー(最大呼気流量)メータと呼ぶもので、大きく息を吸ってから、この筒型の道具に息を吹きかけ、肺機能の状態を調べる。朝夕の1日最低2回。喘息の状態を把握し記録しておけば、自分で最適な薬を選びながら発作を抑えることも可能になるという。
     ただし、ほとんどの喘息の原因はアレルギー反応によるもの。それだけに松井医長は“ダニやほこりなど、アレルギーの原因となる発症因子を家の中から除去することも自己管理のうち”と強調している


診断
  • 呼気(吐いた息)に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定して気道の炎症状態を評価する、新しいぜんそくの診断方法が注目されている。



喘息ー吸入式治療薬
プロピオン酸
ベクロメタゾン
アルデシン エアゾール
100エアゾール
100Dエアゾール
ベコタイド 50インヘラー
100インヘラー
タウナス
ベクラゾン
プロピオン酸
フルチカゾン
フルタイドロタディスク
フルタイドディスカス
フルタイド50エアー
ブテソニド パルミコート タービュヘイラー


西洋薬
  • 交感神経刺激薬
    ・吸入ステロイド剤
    ・吸入β2刺激薬
    ・キサンチン誘導体
    • キサンチン誘導体
      アミノフィリン [アルビナ][キョーフィリン][ネオフィリン]
      コリンテオフィリン [テオコリン]
      ジプロフィリン [モノフィリン]
      テオフィリン [スロービッド][テオドール][テオロング][テオドリップ][ユニフィル]
      プロキシフィリン [コルフィリン][テオカルヂン][ネオフィリンM]
      合剤 [アストフィリン][アストモリジン][アニスーマF]

    ・抗アレルギ薬(抗ロイコトリエン剤)
    ・気管支拡張剤

禁忌
  • <1>β遮断剤
    <2>コリン作動剤
    <3>解熱鎮痛剤(アスピリン喘息の人)

気管支を加熱してなおす
  • 2015年、気管支の内部を加熱して、喘息を治療する医療器具が発売された。
  • 患者の気管支は筋肉組織が厚くなり、刺激による収縮で呼吸困難を引き起こす。
  • 熱を加えると厚くなった気管支の筋肉組織が縮小する。
  • 内視鏡で電極を気管支に挿入し、65℃、10秒間加熱処理する。


副作用で喘息がおきる


「インデラル」「セレクトール」「セロケン」「テノーミン」「ミケラン」「ロキソニン」

非ステロイド性抗炎症薬による喘息発作






アスピリンや酸性非ステロイド抗炎症鎮痛剤でひどい喘息発作を起こすことがあり、一般にアスピリン喘息と呼ばれる。これらの薬は市販薬にも広く含まれており、飲み薬だけでなく張り薬や座薬などにも含まれている為、気付かずに使用してしまう恐れもある。又、『アスピリン喘息』の人は薬や食品の添加物として使用される「防腐剤」や「着色料」にも反応することがあり、以前にそのような既往歴がある人は十分用心することだ。
この種の喘息は喘息患者の約1割に見られ、女性に多いと言われる。
30~40才代で罹患する。副鼻腔炎・臭覚低下など鼻の病気を伴うことが多い。発作はかなり重く、喘息による突然死の約4割をしめる。アスピリン以外に、インドメタシン・非ステロイド性坑炎症剤・一部の着色剤・一部の防腐剤でも誘発される。」



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喘息患者が用心しなければならない、もう一つは『ベーター遮断薬』だ。これは「降圧剤」や「心臓の薬」として一般内科診療でもしばしば使われる。
ベーター遮断剤は「緑内障」の治療薬にも含まれており、点眼しただけで喘息発作を起こし死亡したという例もある。





ACE阻害剤(降圧剤)』が副作用として空咳を引き起こすことはよく知られているが、これを引き金にして慢性喘息の症状が悪化したという話もある。又、薬本体には喘息を誘発する作用がなくても、吸い込んだ噴霧液の刺激で気管支ケイレンを引き起こす例もある。1996.10.19《日本経済新聞》








「セラトロダスト」(商品名ブロニカ錠)の副作用とみられる肝障害で4人が死亡。



喘息発作とは、アレルギー症状により引き起こされる気管支の攣縮による発作をいう。
原因となる主な薬剤
NSAIDs
  ・アスピリン
  ・インドメタシン
  ・ロキソプロフェンナトリウム
コハク酸ヒドロコルチゾン、
コハク酸メチルプレドニゾロン
など








遺伝子異常
英ダンディ大学のチームは2006年、皮膚表面の湿度を保って異物を閉め出す保護層の形成に大きな役割を果たす『フィラグリン』と呼ぶタンパク質(Filaggrin protein)の生成に関与する遺伝子が突然変異によって機能を失うと、皮膚から体内に異物が侵入してアトピー性皮膚炎や喘息を発症しやすくなることを発見。
(http://www.dundee.ac.uk/)
ソームナート・ムコパダイ博士らは、さらに同じ遺伝子異常を持つ人は3~6倍の頻度でステロイド剤を多く吸入する必要があることを突き止めた。








33
2010年、国立成育医療研究センターと東京大学のチームは、喘息に関わる遺伝子の働きを解明した。
喘息の患者では「インターロイキン33」と呼ぶ遺伝子が過剰に働いていることが既に明らかになっていたが、詳しい作用は不明だった。
研究チームは、インターロイキン33を持たないマウスを遺伝子操作で作製し、アレルゲンを与えるなどして喘息を引き起こして症状を詳しく調べた。
その結果、
インターロイキン33を無くすると、炎症を引き起こす「好酸球」とよぶ細胞が増えず、炎症が抑えられた。
インターロイキン33が好酸球を増やす働きをしているためという。
一般に、喘息ではアレルゲンが入ってくると抗体ができるなどの免疫反応が過剰に起こり、好酸球が増えて炎症が起こると言われている。
インターロイキン33を持たないマウスでは免疫反応に異常はなかった。






せき
小児喘息
気管支喘息
心臓性喘息
咳喘息
ケイレン性咳嗽
非ステロイド性抗炎症薬による喘息発作
呼吸困難
「不安
ストレス
アレルギー性鼻炎
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
乾咳
心身症
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
人畜共通感染症







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