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造血幹細胞 ごく初期の胎児は血液を肝臓で作っているが、ある程度成長すると造血機能が骨髄に移る。
臍帯血中の造血幹細胞には『CXCR4』という受容体が豊富に含まれているが、ヒトの骨髄にある造血幹細胞にはCXCR4はほとんど含まれていない




血液の病気が起こる原因
「金沢大学は血液の病気が起きる原因をコンピューターを使ったシミュレーション(模擬実験)で救命する手法を開発した。多くの要因が絡み合う現象の解析に適した「複雑系」の情報処理手法を応用し、様々な血液細胞の元になる造血幹細胞の様子を模擬する。幹細胞が増殖し、成熟して血液細胞に変化する様子を周囲の条件を変えて調べ、病気の原因究明に利用する。
開発したのは金沢大工学部の佐藤秀紀教授、岩田佳雄助教授、小松崎俊彦助手、医学部の犀川太講師のグループ。今回は原因がよく分かっていない『周期性好中球減少症』の研究に応用することを目指している。
ソフトはセルオートマトンと呼ぶ複雑系の情報処理手法を使い、骨髄の中の幹細胞を模擬した。骨髄を碁盤の目のような細かい升目(セル)に区切り、セル毎に幹細胞の状態変化を計算。骨髄中で多数の幹細胞が自己複製して増殖・移動し、前駆細胞や成熟した血液細胞へと段階的に変化していく過程を模擬する。」
増殖 10倍に増殖
「東海大学医学部の堀田知光教授(血液内科)らのグループがマウスの特定の細胞を使い、人のタ帯血から取り出した造血幹細胞を体外で10倍に増やすことに成功した。
人の造血幹細胞の増殖を促す物質(サイトカイン)はいくつか知られている。ただ、これらを使うと、幹細胞は増殖と共に白血球など血球成分への分化を始め、どんな血球にもなる能力を失ってしまう。治療に使える幹細胞のまま体外培養するのは困難だった。
堀田さんらは、このサイトカインに加え、骨髄の中で幹細胞を取り囲んでいるストローマ細胞の助けを借りることを思いついた。この細胞は「幹細胞を増やすゆりかごのような役割を果たしている」という
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