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腎移植で C型肝炎感染
「東京女子医大で3年前、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染した人の腎臓を、感染していない5人の患者に移植し、うち3人がHCVに感染して、2人はいまも肝臓障害を起こしていることが19日わかった。患者には感染の危険性が高いことを説明したうえ、移植後、感染予防のため、インターフェロンを与えていたというが、感染を防げなかった。
 「HCVに詳しい清沢研道・信州大教授(内科)は「インターフェロンが、HCVの感染をどれだけ予防できるか、明確なデータはない。移植患者は免疫抑制剤の使用でウイルスが増えることが知られており、移植には疑問が残る」と話している。
生体肝移植 坂口力厚生労働相は2002年12月13日、超党派の国会議員で作る「ウイルス性肝炎対策研究会」と面談、肝硬変と劇症肝炎による生体肝移植の保険適用対象について、現在の15歳以下から16歳以上への拡大を検討する方針を示した
狂犬病 2004年7/1、CDC(米疾病対策センター)は、臓器移植で狂犬病に感染し、死亡した事例が確認されたと発表。
ドナーがアーカンソー州の住人で、5/4に死亡。肺・腎臓・肝臓が摘出され、4人に移植された。1人は手術中に死亡。テキサス、オクラホマ両州で移植手術を受けたほかの3人もその後に死亡、解剖で狂犬病感染が確認された。
ドナーは死亡時に狂犬病の症状を示していなかった。
臓器移植の際、適格検査には狂犬病検査は含まれていない。
522人 渡航移植者
2006年4/21、厚生労働省の調査で、海外で臓器移植を受けた患者数が522人に上ることが判明。
○心臓:103人(18人死亡)
     ・米国(85人)
     ・ドイツ(9人)
     ・英国(7人)
○肝臓:221人(43施設)
     ・オーストラリア
     ・米国
     ・中国
○腎臓:198人(63施設)
     ・中国
     ・フィリピン
     ・米国
卵巣移植 サルで実験成功
2010年、急速冷凍して保存したカニクイザルの卵巣を、元と違う場所に移植し卵子を得る「異所性移植」の実験に、聖マリアンナ医大産婦人科の石塚文平教授らが成功した。
得られた卵子には受精能力があることを確認。
霊長類では初めての成果。
従来は卵巣の一部を残し、保存していた卵巣を元の卵巣に移植する方法(同所性移植)が中心だった。
石塚教授らはサルの卵巣を摘出し、縦横1cm、厚さ1mm程度にスライス。水分が凍って細胞が傷まないよう独自の技術で脱水し、マイナス200度(-200℃)の液体窒素で急速に凍結させた。解凍後、サルの腹部にある後腹膜や大綱、卵巣があった場所近くの卵管間膜に卵巣の切片を移植すると周辺から血管を引き込んで栄養を取り定着した。
3匹のサルから9個の卵子を採取し、うち6個の受精に成功。
順調に細胞分裂が進んだ4個は子宮に戻す直前の段階で凍結保存している。
移植した卵巣は女性ホルモンを分泌する機能も回復。
人間に応用すれば、骨粗鬆症心筋梗塞などのリスク低減につながるという。
角膜移植 2010年、死亡した50代の男性の角膜が妻に移植。
2009年7月に成立した改正臓器移植法では、脳死や心臓死になった場合、心臓や腎臓、角膜などの臓器を親族に優先的に提供できる意思表示ができるようになった。