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相補的デオキシリボ核酸
(cDNA)






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cDNA
(相補的デオキシリボ核酸)
  • 2000年、生命の設計図と言われるゲノム(遺伝情報)には、意味がない情報も含まれている人間のゲノムは30億個の塩基対で構成されるが、タンパク質を作る部分はその5%ほど。これに役立つ塩基配列だけを取り出して、医薬品開発などに利用しやすくしたものを『cDNA(相補的デオキシリボ核酸)』と呼ぶ。

  • cDNAはDNAを複製したmRNA(伝達リボ核酸)を基にして作られる。ゲノムのうち酵素などのタンパク質を作る部分を遺伝子と呼んでいる。
    cDNAはその“金型”と言える。天然には無いため『人工遺伝子』とも呼ばれる。
    cDNAを動物細胞などに組み込めば、目的のタンパク質が出来る。すでに組み替え医薬品の生産など幅広く応用されており、この技術を使って肝炎治療薬のインターフェロンなどが作られている。
    東京湾岸の横浜・鶴見にある理化学研究所ゲノム科学総合研究センターの林崎良英プロジェクトディレクターは「ゲノムだけでは遺伝子の本当の情報はつかめない。我々の研究はセレーラとは異なるアプローチだ」と語る。強力な武器はcDNA(相補的デオキシリボ核酸)のデータベース。
    • cDNA(相補的デオキシリボ核酸)とは
    • ゲノムからタンパク質を作らない部分を除いて、有用な遺伝子部分に純化したDNAだ。

  • 自然の細胞には存在せず、細胞内でゲノムからタンパク質が出来るプロセスの中から人間の手で情報をコピーして作り出す。cDNAデータベースをうまく利用すれば、どの遺伝子がどんなときに働いているかを突き止める近道になる。ゲノム解読で米英にリードされた日本の研究者はcDNAで逆転を狙う。
    理研だけでなく、東京大学医科学研究所、官民出資のバイオベチャーのヘリックス研究所などが先頭に立ち研究を進める。
    理研ではマウスのcDNAをすべて集めたデータベースを作成、これを足がかりに人間の遺伝子探索に進む作戦だ。しかも「体内での遺伝子の働きを個別に追うのではなく、網羅的に解明する。これで治療法も格段い進歩するはずだ」と林崎ディレクターは言う。

  • 例えばガン。
  • ガン関連遺伝子は毎月のように発見されるが、全体でどれほど多くの遺伝子がガン化や、ガン細胞の増殖に関わっているのか見えていない。
    個別の遺伝子が分かっても、遺伝子が相互に作用する変化の全体像が分からないままでは、治療薬が作れない場合も多い。逆に全体像がつかめれば、ガン化プロセスの止めやすいところに的を絞って薬を造り、確実な効果が期待できる。9月に開いた日本癌学会でも遺伝子解析技術を使ってガン関連遺伝子を見つけたという発表が目白押し。中には優れた研究もあるが、「遺伝子の微妙な個人差であるSNP(一塩基多型)だけで病気が分かるというのはほんとうだとうか?」と財団法人・癌研究会癌研究所の樋野興天実験病理部長は疑問を呈する。










cDNAで特許
  • 「2003年7/24日。神奈川科学技術アカデミー(KAST)は、タンパク質のひな形になる『相補的DNA(cDNA)』と呼ぶ遺伝子を人工合成する技術の特許を取得したと発表。タンパク質の構造解析や新薬の開発などに重要な技術で、今後、製薬会社などに実施権の供与を検討する。
    生命の設計図であるDNAがタンパク質を作る際に出来るmRNA(伝令リボ核酸)からcDNAを合成する。mRNAの末端を酵素で切り離し、塩基配列の分かっている人工DNAを継ぎ足し、これを鋳型にしてcDNA を作る。
    これまでの合成法では一部の塩基配列が入れ替わり、ねらったタンパク質を作れなかった。新手法では9割以上の確率で狙った通りの塩基配列をもつcDNAを取り出せる。」








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