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  • グリコーゲン




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グリコ-ゲンglycogen(糖原)
=(C6105)。

分子量:100万〜1000万。

無味無臭、非結晶の白色粉末。水に可溶でコロイド溶液を作る。


デンプンに比べて枝分かれが非常に多く、ヨード反応は褐色〜赤色。


植物のデンプンに対応するもので、

主に動物細胞のなかに貯蔵されている多糖類

動物の体内に広く分布する糖質貯蔵物質で多糖類の一種

グリコーゲンは
肝臓の細胞内と骨格筋に貯蔵されている



グルコースのみから出来ており、ほとんどすべての細胞内にグリコーゲン顆粒の形で存在するが、大部分は肝臓に貯蔵され、少量は筋肉にも貯蔵される。

必要に応じてグルコースへ解重合され、遊離される。

貯蔵されているグリコーゲンは、肝臓で酵素分解され、グルコースとなって血液中に放出されて筋肉などに運ばれ、ここで再びグリコーゲンとして蓄えられる。

筋肉などの組織では、
グリコーゲンがグルコースを経て糖の解糖系で酵素反応を受け、最終的には二酸化炭素と水になり、アデノシン三リン酸(ATP)が生産される







肝臓が糖をグリコーゲンとして貯える
血液中のグルコースを供給しているのが肝臓で、すべての臓器組織がグルコースを消費する。


肝臓は、食事後に門脈血から入ってくるグルコースを吸収して貯蔵し、空腹時にはこれを放出する


肝臓はグルコースを分解してグリコーゲンを放出したり、逆にグルコースを取り込んでグリコーゲンを合成することで、血中のグルコース濃度を一定に保っている。


(グリコーゲンの合成)


すべての細胞がわずかながらグリコーゲンを合成し、これを貯える機能を持っている。

その能力は肝細胞と筋細胞が特に高い。

それはグリコーゲン合成に必要は酵素がたくさんあるから。

グルコース1-リン酸
→(UDP-グルコースピロホスほりラーゼ)
→UDP-グルコース


グリコーゲンの分子量は500万を超える高分子化合物で、溶液の浸透圧の変化無しに細胞内に貯蔵できる。


(グリコーゲンの分解)


グルコースやグルコース6-リン酸の需要が高まると、肝細胞においてグリコーゲンが分解される。


(グリコーゲン合成・分解の調節)


グリコーゲンシンターゼとグリコーゲンホスホリラーゼの活性によって合成と分解が調節されるが、いずれの酵素もリン酸化を受けることで活性化または不活性化される。



人体には3つのエネルギー貯蔵庫がある
食事由来のグルコースと脂肪酸はそれぞれグリコーゲンと中性脂肪(トリグリセリド)に合成され、いったん、体内に貯蔵される。

そして、需要に応じて、再びグルコースと脂肪酸に分解され、エネルギー源として使われる。


(優先順位)

食後に血糖値が上昇すると、まず肝グリコーゲンと筋グリコーゲンが補充される。その後、余ったエネルギーは脂肪組織に蓄えられる


@肝グリコーゲン

  1. 肝臓のグリコーゲン含量は最大で約100g(エネルギー量では400 Kcal)
  2. 血糖値を維持する働きがある。食間の血糖値の低下に拮抗して徐々に分解され、血中にグルコースを供給する。
  3. 1日の絶食で肝グリコーゲンは枯渇し、それ以降は肝臓はアミノ酸から糖新生を使ってグルコースをまかなう。


A筋グリコーゲン

  1. 骨格筋のグリコーゲン含量は個人差があり、良く運動する人ほど多く蓄えることができる。
  2. 成人♂の平均約400g(エネルギー量にして1600Kcal)
  3. 運動時に分解され、乳酸に代謝される。
  4. 筋はグルコース-6-ホスファターゼを持たないため、血中にグルコースを放出できない。


B体脂肪

  1. 体重60kg、体脂肪率20%の人は12kgの体脂肪を持っている。そのエネルギー量は約10万Kcalに相当する巨大な貯蔵庫である。
  2. 飢餓状態になると、アドレナリンの働きで中性脂肪が分解され、血中に脂肪酸が供給される。




グルコース

多糖類

デンプン









    
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