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  • 風呂に入る
  • (入浴)




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風呂で疲労回復は本当?
運動などをすると、筋肉中などに乳酸という物質が溜まってしまう、これがいわゆる疲労物質。

従って、疲労の度合いは血中の乳酸値で測ることが出来る


疲労物質が増えた状態のまま、乳酸が体に残ると、筋肉痛やだるさの原因となってしまう。ところが入浴すると、乳酸値はグングン下がっていった。これは入浴が血液の循環を促すため、血中の乳酸をどんどん流してくれるからではないか考えられている。」(NHKためしてガッテン)

2004年、
乳酸はむしろ筋肉疲労を和らげている」とサイエンス発表






入浴とシャワー
癒しの環境研究会」は
病院関係者ら市民が病院環境をよくしようと意見を出し合う会だ。世話人代表の高柳和江・日本医科大学助教授(医療管理学)は小児外科医として、1977年~87年までクウェートの病院で働いた。そのとき痛感した日本との落差を埋めたいと5年前に会を作った

英国式のクウェートの病院では、
看護婦が、食道や腸の手術を受けた赤ちゃんを翌日に風呂に入れ、固形石鹸でジャブジャブ洗っていた


日本では
「感染の危険があるから抜糸まで入れてはいけない」とされ、1週間は先のことだったので高柳さんは驚いた。でも、とくに感染はなかった


欧米では出産翌日からシャワーを浴びる。

米国の手術患者向け治療医計画では、たとえば
  • 食道ガンは術後2日目からシャワー
  • 心臓弁膜症は4日目

一方、日本では、これらの病気なら2週間ぐらいからで病院による差も大きい

高柳さんは昨年2月の研究会のテーマに「入浴とシャワー」を選び、真栄城優天・沖縄県立中部病院前院長、谷風三郎・兵庫県立こども病院部長らに実践を話してもらった。

中部病院では、倒れたりしないかなど患者の全身状態を診て手術後24~48時間でシャワー浴にする。おなかの汚れた液を抜く管は透明フィルムで保護する。


米国の実験では72時間たつと手術糸を伝って菌が入る可能性はなくなる。それ以前にシャワーを浴びても問題ないのは30年の経験から言える」と真栄城さん。


また、宅風さんは
「シャワーは手術後3日目。
お湯につかるのはデータが無いが、大事をとって5日目からにしている」と話した。


シャワーや入浴は気分を爽快にし、安眠につながり、快復を早める。

「それなのに日本では患者も怖がりすぎます」と、星和夫・青梅市立総合病院長(外科)。

94年のブラジル訪問時、同行者が胆石の手術を受け、翌日シャワーを浴びた。星さんが担当の医師に「バイ菌が入らないか」と聞くと、「シャワーも浴びず、汚くしていた方がバイ菌がつかないかね」と言い返された


以来、星さんは早期入浴を勧めるが、
患者は「痛いから動きたくない」「腹が開かないか」、
看護婦や医師は「やっぱり感染が心配」とまだまだ消極的な反応が多いという




高齢者は入浴に注意
高齢者は、42℃以上の入浴を避けること。


体の水分が失われる
  • 53%→50%と3%の水分が不足し、それが血栓を作る原因となる。
    さらに、高齢者はのどの渇きを自覚しにくいので、入浴の前後に、スポーツドリンクなどを飲んで予防しましょう
  • (入浴前後に水分補給)

入浴で血管が広がり、血圧低下を引き起こします。
そのために意識がはっきりしない→夢ごごちでおぼれることがある
  • 経験者は
  • “大変気持が良くなった”
  • “居眠りと同じ感覚”と表現している


42℃を境いにして、
血栓を作る成分が増加し、血栓を溶かす成分が減少する



皮膚の温度が上昇し、それが脳へ影響して、意識障害を引き起こし、おぼれる




入浴中に死亡
年間14000人が入浴中の事故で死亡している。
なんと交通事故死の3倍近い数字だ


12月~3月に死亡例が多い。
高齢者の事故が多い
  • 2011年には約17000人
  • (東京都健康長寿医療センターの調べ)

夏場の浴室内では熱中症に近い状態になりやすい

副交感神経の働きで眠くなって意識を失う

毛細血管が開いて、脳への血流量が減って意識障害が起きやすい

深い浴槽に体を沈めると水圧がかかり、足から心臓へ戻る静脈血が増え、排尿が促進されるため、脱水状態になりやすい

高齢者は、入浴後5分ぐらいで、入浴前よりも血圧が5~30%下がる。普段から高血圧の人ほど低下傾向が顕著になる


対策


浴室と他の部屋との温度差をなくす
  1. 北向きが多い浴室は10℃以下になりやすい
  2. 室温20℃以上では血圧の変動は起きにくい
      (脱衣場の温度も20℃以上)


トイレや廊下に小さな暖房器具を置く

一番風呂をさける

飲酒直後や、食事の後すぐに入浴しない






ぬるくても長風呂は危険
熱い風呂に入ると、β-エンドルフィンが分泌され快感である。ところが、42℃の湯に入ると、血圧が激しく上下してしまう。血管が弱っている人や血圧の調節がうまく出来ない人の血圧が激しく変化すると、脳出血や脳梗塞・心筋梗塞の危険がある。


風呂が危険になるのは、いくつかの理由がある

まず、汗をかくため、血液がドロドロになり、流れにくくなる

さらに平熱での血小板はスムーズに流れやすい形だが、体温が2℃上がるとその一部が偽足というイガイガを出し、血管壁に付着しやすくなるのだ

さらに
いつもは血液中にある血小板の塊を溶かす物質が、体温が上がると少なくなるという


もし偽足を出した血小板同士が塊を作り、しかもそれを溶かす物質が少ないとすれば、血管はいつ詰まっても不思議ではない



深部体温が
2℃上がるのは非常に危険な状態なのだ


そこで健康な3人の若者が温度の違う湯に入浴し、これ以上入っていたくないというまで我慢してもらったところ、熱い風呂では1℃前後しか上がら無かった深部体温が、ぬるめの長風呂では危険な2℃以上も上がってっしまうのだ

湯がぬるいと体が暖まるまでと考え、どうしても長風呂になりがちだ。逆に熱い風呂だと、長く入っていられないため、深部体温が上昇する前に出てしまうということになる


健康入浴のポイント

入浴時間は・・・・・お湯の温度44℃で5分
            42℃で7分。
            40℃で10分以内。


入浴にカンを信じてはダメ。温度計とタイマーで入浴すること
                   (NHKためしてガッテン)




ヒートショック
入浴中に倒れる

秋から冬場にかけて気温が下がると、「ヒートショック」という家の中の急激な温度変化で高齢者に事故が起きやすくなる


寒い脱衣所で服を脱ぎ体が冷える

すぐに熱い湯につかると血圧が急変し、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こし、意識を失う

日本人が好む湯の温度は42℃

42℃以上では、発汗で血液の粘性が高まり、血栓ができやすくなる
さらに、出来てしまった血栓を溶かす防御機能も低下する


ポイント
  • 最初の3分間が危険
  • 入浴前に水分補給を
  • 入浴後にも水分補給
  • 急に立ち上がらない
  • 入浴前にかけ湯をする






入浴をすすめる外国
熱があったり、風邪を引いたりした時、風呂に入るのはいけないと、多くの日本人が信じている。しかし、外国ではそうとは言い切れないようだ。
静岡県浜松市周辺にはブラジルから多くの人が働きに来ている


日本人医師が「シャワーや入浴をしないように」というと、「エー、何で」と困惑する
外国では入浴が常識です。とくにブラジルではシャワーで熱を下げるよう子供の時から教えられているようですから」と県西部鼻末医療センターの矢野邦夫・感染症科長


米国の医学書は、
熱が高い子供には解熱剤よりも、シャワーやぬるま湯に入れることを勧めている



風邪を引いている子供を入浴させて問題がないか。

1994年に自治医科大学教授だった五十嵐正紘さん(地域医療学)を班長とする厚生省の「ありふれた病気」研究班が調査に取り組んだ。
五十嵐さんと岡山雅信・同大助手は全国の小児科医(約270人)に「かぜの子供に入浴させるか?」と聞いた。「させる」はたった4%で、「絶対ダメ」が12%、84%が条件付きで、その9割は「熱があったらダメ」だった。
同時に全国の保育所の3歳児クラスの父母薬250人にも尋ねた。「入れる」は14%、「入れない」が46%。洗髪を避ける、浴す通導散で遊ばせないなど「入れ方を変えて入れる」が40%だった。親は医師よりは柔軟に対応しているようだ。入浴の結果は、「変わらない」82%、「良くなった」15%、「悪くなった」2%
研究斑はカゼの子ども約90人を、入浴しないグループと入浴するグループに分け、入浴の影響を調べてみた。症状が出ている期間や合併症などに差はなかった

国内の育児書
の多くは風邪の時の入浴を避けるよう指導している。「入浴は体力を奪い、風邪を悪化させると考えられているようです」と岡山さん。貝原益軒の「養生訓」(1713年)にも、熱症に入浴は良くない、とある
矢野さんはきっぱり言う。
「銭湯からの帰り道で体が冷えた昔と違い、今は自宅に風呂やシャワーがあり、悪化の心配は無い。抵抗力が落ちているのに、細菌まみれの方が問題です



脳卒中・心筋梗塞
毎日、お風呂に入る習慣がある人は、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが3割近く軽減されるとする疫学調査の結果を大阪大学などのチームが報告。

1990年~2009年。秋田、岩手、東洋、長野に住む40~59歳の男女30076人を追跡調査。
湯船につかる入浴の頻度を
「週に2回以下」「週3~4回」「ほぼ毎日」の3グループに分けて調べた





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