シソ科(Labiatae)チリメンジソPerilla frutescens(L.)Britton var.crispa(Thunb.)Decne.の葉を乾燥。
“蘇”の名前で《名医別録》の中品に収載されている。
蘇の名前について李時珍は“蘇の字はに従い音は酥で舒暢の意味である。性が舒暢で気を行らし、血を和するので蘇という”
「」=ソ、よみがえる。
「酥」=ソ、さけのとり。
「舒暢」=のびる
使


葉および枝先

periladehyde
d-limonene
pinene
menthol



解熱作用
抗菌作用
血糖上昇作用

味は辛、性は温 (温・瀉・燥・降・散)

肺・脾経

辛温解表薬


“紫蘇味辛解風寒 梗能下気脹可安”
“味辛、風寒発表、梗は諸気を下し、脹満を消除す”
《万病回春》







(発汗・解熱・鎮咳・解毒)

◎風寒を発散する。気をおさめ胸をゆるやかにし、胎を安ず。
<1>風寒の表証
<2>胸悶嘔吐
<3>胎気不安
<4>魚蟹毒・・・魚貝類の中毒による嘔吐・下痢・腹痛に。

◎下気に効くのは橘皮と同じ。「水煎服。」

◎汗を出す。表気を散らす。「青皮と煎じて服用。」

◎飛絲が口舌間に入って泡になるとき。
  • 「葉を細かく噛んで白湯で呑み下す。」

◎脚気に。「葉を茶代用。」

◎風寒に傷ついたとき。「濃く煎じて服用。」

◎心・腹の腸満を治す。(茎・葉)





紫蘇葉の薬能
《名医別録》
  • 気を下し、寒を除き、中を温める
《古方薬品考》
  1. 芳を発し、気を下し、鬱を開く
  2. その気味微辛にして芳烈なり。故に逆気を下降し、欝結を開発するの能有り
《古方薬議》
  1. 味辛温、気を下し、塞を除き、中を寛め、上気、逆を主取り、胃を開き、食を下し、魚蟹の毒を解す
  2. 能く食積を解す
《中薬大辞典》
  1. 表を発し、寒を散じ、気を理め営を和す
  2. 感冒風寒、発熱、咳嗽、気喘、胸腹脹満、胎動不安を治す。ならびに魚蟹の毒を解す




『紫蘇葉+黄連』

『紫蘇葉+藿香』
  • =鎮吐鎮静作用。
  • 感冒・妊娠・脾胃の機能低下による悪心・嘔吐を治す

『紫蘇葉+乾姜』
  • =発表解毒作用。
  • 感冒による悪寒・発熱に
  • →香蘇散

『紫蘇葉+桔梗』

『紫蘇葉+杏仁』

『紫蘇葉+縮砂仁』
漢方薬 香蘇散










    
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